SaaS事業の料金管理、こんな課題はありませんか?
SaaS事業を展開する上で、複雑な料金体系の管理に悩んでいませんか?
 
「基本料金に従量課金を組み合わせたい」「初月無料キャンペーンを実施したい」「ボリュームディスカウントを適用したい」。こうした要望は、SaaSビジネスでは当たり前のように発生します。
 
例えば、ある企業向けコミュニケーションツールを提供するSaaS企業では、以下のような複雑な料金体系を採用していました。
 
- 基本料金:月額50,000円(50ユーザーまで)
 - 追加ユーザー料金:51ユーザー目以降は1ユーザーあたり800円
 - ストレージ従量課金:基本容量100GBを超えた場合、1GBあたり100円
 - 新規契約特典:初月無料+2〜6ヶ月目は20%割引
 - 大口割引:200ユーザー以上の契約で全体が15%割引
 
 
従来の方法では、営業担当者がExcelで複雑な計算式を組んで見積を作成し、契約後は経理担当者が手作業でMRRを計算してスプレッドシートに入力していました。この方法には、計算ミスのリスク、業務の属人化、キャンペーン管理の煩雑さ、収益予測の不正確さといった問題がありました。
 
こうした料金管理の課題を解決するのが、SaaS Upの柔軟な商品設定機能です。
4つの価格プランで、あらゆる課金モデルに対応

SaaS Upは、多様なSaaSビジネスモデルに対応するため、4つの価格プランを標準装備しています。
 
①固定料金
固定料金は、定額課金モデルに対応します。月額固定、年額固定といったシンプルな料金体系に最適です。
 
②従量課金
従量課金は、利用量に応じた柔軟な課金が可能です。APIコール数、ストレージ容量、送信メール数など、使った分だけ課金するモデルを実現します。
 
③ボリューム課金
ボリューム課金は、総購入数量に基づいた一括価格モデルです。「1〜50ユーザーまでは単価1,000円、51〜100ユーザーは単価800円」といった、購入数量全体に対して適用される単価が変動する課金方式です。
 
④段階別課金
段階別課金は、使用量の異なる部分を、それぞれ異なる料金で課金できます。「最初の50ユーザーは単価1,000円、次の50ユーザーは単価800円」といった、使用量の各段階で異なる単価を適用する方式です。
これらの価格プランは組み合わせることも可能です。「基本料金(固定料金)+API利用料(従量課金)」といった、実際のSaaSビジネスでよく見られる複合的な料金体系も簡単に設定できます。
5つの値引設定で日本の商慣習にも柔軟に対応

SaaS Upは、価格プランだけでなく、5つの値引設定も標準装備しています。
 
①固定金額割引
固定金額割引では、「10,000円引き」といった固定額での割引を設定できます。展示会やイベントでの期間限定キャンペーンに最適です。
 
②パーセンテージ割引
パーセンテージ割引では、「20%オフ」といった割引を設定できます。年間契約割引など、汎用性の高い値引方式です。
 
③ボリュームディスカウント
ボリュームディスカウントでは、購入数量に応じた段階的な割引を設定できます。「100ユーザー以上で10%割引、200ユーザー以上で20%割引」といった設定が可能で、大口契約の獲得に効果的です。
 
④段階的ディスカウント
段階的ディスカウントでは、契約期間に応じた段階的な割引を設定できます。「1ヶ月目は無料、2〜6ヶ月目は20%割引、7ヶ月目以降は通常価格」といった複雑な条件も対応可能です。
 
⑤無料試用
無料試用では、一定期間の無料トライアルを設定できます。「初月無料」「最初の14日間無料」といった条件を簡単に設定できます。
これらの値引設定を組み合わせることで、「初月無料+2ヶ月目以降20%割引」「100ユーザー以上で段階的割引適用」といった、実際のビジネスで必要な複雑な料金体系も正確に管理できます。
直感的なReact画面で、誰でも簡単に操作可能

複雑な料金設定を可能にする機能が充実していても、その設定が難しければ意味がありません。SaaS Upは、直感的なReactアプリケーション画面により、専門知識がなくても誰でも簡単に操作できるよう設計されています。
 
SaaS Upのカスタム画面は、HubSpotの標準UIに違和感なく統合されています。HubSpotユーザーであれば、特別な学習をすることなく、自然に操作できるインターフェースです。
 
固定料金、従量課金、ボリューム課金、段階別課金の選択から、各段階の数量範囲と単価設定まで、すべてビジュアルで確認しながら設定できます。設定内容はリアルタイムでプレビューされるため、ミスや設定漏れを防止できます。「この設定で、100ユーザー契約した場合の月額料金はいくらになるのか」といった確認も、その場で即座に行えます。
 
エンジニアに依頼することなく、営業やカスタマーサクセス担当者自身が料金体系を管理・更新できます。これにより、市場環境の変化やキャンペーン実施に応じて、迅速に料金体系を調整できる体制が整います。
契約ごとの柔軟な値引設定で実運用に対応

商品マスターでの料金設定だけでなく、個別の契約ごとに柔軟な値引設定を行うことも可能です。
 
取引ごとに契約数量や値引条件を柔軟に設定できる直感的な画面を提供しています。固定金額割引、パーセンテージ割引、ボリュームディスカウント、段階的ディスカウント、無料試用など、複数の値引パターンを組み合わせて適用できます。
 
契約期間や数量を入力すると、適用される値引が自動計算され、最終的なMRRが即座に表示されます。「初月無料+2ヶ月目以降20%割引」といった複雑な条件も、画面上で直感的に設定可能です。
 
営業担当者が商談時にその場で見積条件を入力し、即座にMRRへの影響を確認できるため、スピーディーな提案活動を実現します。顧客から予算の相談を受けた際も、その場で複数のシナリオをシミュレーションし、最適な提案を行えます。
実際のビジネスモデルに即した正確な収益管理を実現
SaaS Upの柔軟な商品設定機能により、以下のようなメリットが得られます。
 
複雑な料金体系を正確に管理
手作業での計算や管理が不要になり、複雑な料金体系も正確に管理できます。計算ミスや設定漏れのリスクが大幅に低減します。
 
迅速な料金改定やキャンペーン実施
エンジニアへの依頼なしに、現場の判断で料金体系を変更できます。市場環境の変化に応じた迅速な対応が可能になります。
 
MRRの自動計算
設定した料金体系に基づき、MRR(月次経常収益)が自動計算されます。契約開始から終了までの各月のMRRレコードが自動生成されるため、正確な収益予測が可能です。
 
営業活動の効率化
商談時にその場で見積を作成し、MRRへの影響を即座に確認できます。提案のスピードと精度が向上します。
まとめ
今回の記事では、SaaS Upの柔軟な商品設定機能について詳しくご紹介しました。
 
SaaS Upは、4つの価格プラン(固定料金、従量課金、ボリューム課金、段階別課金)と5つの値引設定(固定金額割引、パーセンテージ割引、ボリュームディスカウント、段階的ディスカウント、無料試用)を標準装備しています。
 
これらを直感的なReact画面で簡単に設定でき、複雑な料金体系も正確に管理できます。エンジニアに依頼することなく、営業やカスタマーサクセス担当者自身が料金体系を管理・更新できるため、迅速な対応が可能です。
 
実際のビジネスモデルに即した正確な収益管理を実現し、複雑な料金設定の管理から解放されます。
 
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