chapter03

PraztoのSaaS連携の実績のご紹介

目次

    これまでの章では、OAuth2.0を利用したSaaS APIからのデータ取り込みバッチの作り方や、freee会計との連携プログラムの実例などをご紹介してきました。今回は、Praztoが実際に手がけてきたシステム連携の実績についてご紹介します。

    Praztoの豊富なSalesforce導入支援実績

    Praztoは、200社以上のSalesforce導入支援を行ってきた実績を持つ、システム連携のスペシャリスト集団です。特に、Salesforceと他のSaaSとのシステム間連携においては、豊富な経験と高度な技術力を有しています。

    弊社の強みは、単なるシステム導入にとどまらず、お客様のビジネスプロセスを深く理解し、最適なシステム連携ソリューションを提供することにあります。Salesforceを中心としたエコシステムの構築により、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進してきました。

    Praztoが手がける主なシステム連携パターン

    Praztoが行うシステム連携は、主に以下の3つのパターンに分類されます:

    1. Salesforceから財務会計やバックオフィス系システムへの連携
    2. SalesforceからDWH(データウェアハウス)への連携
    3. 入金情報などをSalesforceに戻す連携

    これらの連携パターンは、企業の業務効率化、データ分析の高度化、そして経営判断のスピードアップに大きく貢献します。それぞれのパターンについて、具体的な連携先システムとともに詳しくご紹介していきます。

    ①Salesforceから財務会計やバックオフィス系システムへの連携

    このパターンは、営業活動から得られた情報を財務会計システムやバックオフィス系システムと連携させることで、業務の効率化と正確性の向上を図るものです。Praztoが実績を持つ具体的な連携先システムには以下のようなものがあります:

    • 会計・財務系システム
      • freee会計
        • freee for Salesforceを使用した連携
        • APIを利用した直接連携
      • V-ONEクラウド
        • Salesforceからの債権情報連携
      • 請求管理ロボ
        • 請求管理ロボ for Salesforceによる連携
      • PCA会計
        • PCAクラウドWeb-APIを使用したSalesforceからの売上情報連携
      • 奉行クラウド
        • 他社製の販売管理システム(Salesforceパッケージ)から奉行クラウドへの売上情報連携
      • Board
        • BoardのAPIを使用したSalesforceからの請求情報連携
      • マネーフォワードクラウド請求書プラス
        • Salesforceからの請求情報連携
    • 人事・労務系システム
      • SmartHR
        • APIを使用したSalesforceへの従業員情報取り込み
        • SalesforceからSmartHRへの人事情報連携
      • freee人事労務
        • Salesforceからfreee人事労務への打刻情報連携
    • 金融系システム
      • GMOあおぞら銀行API
        • APIを使用した振込処理の実行
    • 電子契約・署名系システム
      • クラウドサイン
        • クラウドサイン for Salesforceの導入
        • クラウドサインのAPIを使用した書類の登録処理
      • freeeサイン
      • Docusign
        • Docusign eSignature for Salesforceの導入
    • その他のシステム
      • Zuora
        • Zuora 360のデータを使用したSalesforce内部データの更新

    これらのシステム連携により、営業活動から経理処理まで一気通貫したデータフローを構築し、業務効率の大幅な向上を実現しています。

    ②SalesforceからDWHへの連携

    このパターンは、Salesforceに蓄積された顧客データや営業データを、より高度な分析や他システムとの統合的な活用のためにDWHへ連携するものです。Praztoが実績を持つ具体的な連携先DWHには以下のようなものがあります:

    • BigQuery
    • Snowflake
    • Heroku Postgres
    • Amazon Redshift

    これらのDWHとの連携により、Salesforceのデータを他のビジネスデータと統合し、より深い顧客洞察や精度の高い売上予測など、データドリブンな意思決定を支援しています。

    ③入金情報などSalesforceに戻すパターンの連携

    このパターンは、債権管理システムなどで管理されている入金情報をSalesforceに連携することで、営業活動と経理業務の連携を強化するものです。Praztoが実績を持つ具体的な連携例には以下のようなものがあります:

    • V-ONEクラウド:入金情報をSalesforceに連携し、債権管理を効率化
    • 請求管理ロボ:入金情報をSalesforceに連携し、債権管理を効率化

    これらの連携により、営業担当者は顧客の支払い状況をリアルタイムに把握し、適切なフォローアップや次の営業活動につなげることができます。

    まとめ:Praztoが提供する価値

    Praztoは、これらの豊富な連携実績を基に、お客様のビジネスニーズに最適なシステム連携ソリューションを提供しています。私たちの強みは以下の点にあります:

    1. 幅広い連携実績:200社以上のSalesforce導入支援と、多様なシステムとの連携経験
    2. 技術力:既製品としてのETLサービスが無い場合でもプログラム開発により効率的な連携を実現
    3. ビジネス理解:単なる技術的な連携にとどまらず、お客様のビジネスプロセスを深く理解した上での最適なソリューション提案
    4. ワンストップサービス:要件定義から設計、開発、運用サポートまで一貫したサービスを提供

    Salesforce導入やシステム連携でお悩みの方、あるいはデータ活用によるビジネス価値の創出をお考えの方は、ぜひPraztoにご相談ください。私たちは、お客様のビジネスの成功に貢献できる最適なソリューションを提供いたします。

    一覧トップへ戻る